TortoiseSVN

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2012-02-13, tortoisesvn svn

Subversionクライアント

TortoiseSVNの使い方ダイジェスト。TortoiseSVNはWindows上でエクスプローラの拡張として動作するSubversionのGUIクライアントです。

基本操作

ファイルの移動

ファイルの移動には{strong:右}クリックドラッグを利用します。目的の位置でドロップすると、下図のようなメニューが表示され任意の操作を実行することができます。 ${image:rightdrag.jpg} ※通常通りカット&ペーストを利用して移動を行い、Commit時にファイルの削除、追加として扱うことも可能ですが、履歴の追跡ができません。

エクスポート

Subversionで管理されているフォルダをそのままどこかにコピーすると「.svn」という管理フォルダも付いてきてしまいます(別のリポジトリに混ざりこんでしまったりすると厄介です)。エクスポート機能を使うと、それらを外した状態で任意のフォルダ(または全て)を取り出すことが出来ます。

「ファイルの移動」同様、エクスポートしたいフォルダを目的の位置まで{strong:右}ドラッグして、エクスポートを実行します。

バージョン管理

タグをつける

※次のフォルダがリポジトリ直下に登録されていないと動作しません。「trunk、tags、branches」

右クリックメニューから「Branch/Tag..」を選択し、ダイアログ中の「To URL」に任意のタグ名(tags/xxx)をつけてOKをクリックします。 ${image:branchtag.jpg}

但し、このままではワーキングコピーには何も変化がありません。Updateを実行すると、tagsフォルダの中に新しいタグの内容が取り込まれます。

その他

ネットワークの設定

ネットワークの設定は以下から行います。以下は、パスワードを直接書き込む場合の記述です(当然、お勧めできません)。 エクスプローラで右クリック → Settings → Network → SSH client:

(TortoiseSVNのインストールフォルダ)\\bin\\TortoisePlink.exe
    -l ユーザ名 -pw パスワード -P ポート
(上記は実際は一行です)

予め鍵ペアを生成し、サーバ側に公開鍵を登録してある場合、以下のように鍵(.ppkファイル)を指定して認証することが可能です。鍵の生成についてはPuTTYgen、コマンドラインオプションについては、PuTTYのドキュメントを参照して下さい(TortoisePlinkは、Plinkそのものです)。

(TortoiseSVNのインストールフォルダ)\\bin\\TortoisePlink.exe
  -l ユーザ名 -P ポート -i "C:\Documents and Settings\username\foo.ppk"
(上記は実際は一行です)

無視するファイルの設定

右クリックメニューから「Settings→General」と進み、「Globar ignore pattern」を編集します。なにはなくとも「Thumbs.db」を登録しておきましょう。 ${image:ignore.png}

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