Thunderbird

トップ > チップス > Thunderbird
2012-02-13, thunderbird

Thunderbirdあれこれ

送信元情報の使い分け

「アカウント設定→(任意のアカウントを選択)→差出人情報を管理..」と進むと、以下のようなダイアログが表示されます。ここに追加の差出人情報を定義すると、送信メールの作成時に選択することができるようになります。

${image:account.png}

メッセージフィルタ

サーバログの仕分けをする

ログといっても多くの種類がありますが、例えばランバーミルで管理するシステムのログメールは以下のようなルールに従って送信されます。

タイトルは「system_name [エラー数,警告数,処理数]」という書式に従う。
エラー数が0の場合、優先度は”標準”。
エラー数が1以上である場合、優先度は”高”。

通常のログは既読にして「ログ」フォルダに保管し、エラー報告が含まれるログのみ受信トレイ直下に置くようにするには、システム毎に以下のような設定をします(system_nameに実際のシステム名が入ります)。

${image:filter.png}

フォルダの最適化

下記引用のような理由から、定期的に「フォルダの最適化」を実行する必要があります。バックアップの直前にも行うとよいでしょう。

メールのメッセージを削除するとそのメッセージはディスクから削除されるのではなく単に削除済みというフラグがつけられるだけです(移動の場合の移動元のメッセージも同じです)。したがって、長い間使っていると、見えているメッセージは少ないのに、削除済みメッセージのおかげで大量の無駄なディスクスペースを消費してしまう、というようなことになってしまいます。

バックアップ

Thunderbirdが起動していない状態で、プロファイルフォルダをコピーします。プロファイルフォルダの位置はOS毎に異なります。

-Windows XP/2000 の場合、C:\\Documents and Settings\\[ユーザ名]\\Application Data\\Thunderbird\\Profiles\\xxxxxxxx.defaultです。
-Windows Vista の場合、C:\\Users\\[ユーザ名]\\AppData\\Local\\Thunderbird\\Profiles\\xxxxxxxx.defaultです(AppDataは隠しフォルダなので、直接アドレスを打ち込むなどしないと到達できません)。
-Linux の場合、~/.thunderbird/xxxxxxxx.defaultです。
-Mac OS X の場合、~/Library/Thunderbird/Profiles/xxxxxxxx.defaultです。

Thunderbird(ついでにFirefox)の設定をバックアップするバッチを書いてみました。backupsフォルダを外付けのストレージやリモートマシンに転送すれば(恐らく!)バッチリでしょう。

@echo off
echo ThunderbirdとFirefoxが停止していることを確認して下さい。
echo 可能ならば、下記の操作を実施しておきます。
echo Thunderbird: フォルダの最適化
echo Firefox: キャッシュの削除
pause
if not exist "backups\\Firefox" mkdir backups\\Firefox
if not exist "backups\\Thunderbird" mkdir backups\\Thunderbird
robocopy "C:\\Users\\(ユーザ名)\\AppData\\Local\\Mozilla\\Firefox\\Profiles" "backups\Firefox" /MIR /LOG:backup.log
robocopy "C:\\Users\\(ユーザ名)\\AppData\\Local\\Thunderbird\\Profiles" "backups\\Thunderbird" /MIR /LOG+:backup.log
pause

リストア

バックアップされたプロファイルを任意のフォルダに設置し、スタートメニューに登録された「Profile Manager(コマンドラインからはthunderbird -p)」からThunderbirdを起動します。新しいプロファイルを作成し、バックアップされたプロファイルの場所を指定すれば復元完了です。

「○○さんは書きました」を消す

オプション→詳細→高度な設定→設定エディタと進み、

mailnews.reply_header_authorwrote

の値を以下のように変更します。

%s wrote

本文中の改行について

Thunderbirdでプレーンテキストモードでメールを書く場合、自分で改行を入れなくても、適宜折り返してくれるみたいです。便利ですね。ちなみに、GMailはこれをやってくれませんでした。

以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降
改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行
無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無し
で文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文
章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を
連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ね
てみます。以降改行無しで文章を連ねてみます。以降改行無しで文章を連ねてみ
ます。

この記事は役に立ちましたか?