読書の記録『「希望」論』

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読書の記録


「希望」論

堀江貴文, , 2010-05-03, ***--

劇場型捜査をやってマスコミに注目させることによって、世論誘導を一気にして、議会を動かして法律を改正させる、ということをやった。 (中略) そのときに何が起こったかというと、金融証券取引法の罰則が五年から十年に引き上げられたんです。
日本の大学の大半は、いらないと思う。現状、ただの就職予備校ですからね。
日本の農業が勝てる部分というのは、付加価値の高い、労働集約型の商品作物や、生鮮食料品なんだと思います。
もっと、大らかにみんなに技術をシェアしたほうが、全体として発展するのに。そういう考え方は、日本にはないですね。ひとことで言って、セコい。
(Youtubeについて)オフィシャルなプロモーションビデオと同じ動画がアップされたら、そこの著作権者に連絡がきて、削除するか広告フィーをもらうか、好きなほうを選べるようになっているんですね。
世界的に不作になるリスクよりも、局地的に不作になるリスクのほうが、絶対高いに決まっているわけです。だから、地域的に分散をするのが大事なんです。食料自給率100%を目指すなんて、ナンセンスもはなはだしい。
社会全体がアレルギー体質になっているんじゃないでしょうか。社会が、清潔になりすぎている。
考え方がまわりと大きく違うとダメなんですよ、いまの教育は。そういう全体主義教育みたいなものを僕はサバイブできましたけど、できない人もいる。