読書の記録『30代で差をつける「人生戦略」ノート』

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読書の記録


30代で差をつける「人生戦略」ノート

午堂登紀雄, , 2013-08-27, ***--

飽和社会と言われますが、それは、モノよりも心の豊かさが重視される社会になってきたということです。それは、製品を作れなくても、心理的な豊かさを提供できれば成功できるチャンスがあるということです。
「水車の法則」:止まっている水車を動かすには、最初は大量の水か大きな水圧が必要ですが、水車が回り始めたら慣性が働き、少ない力でも回転させ続けることができるというものです。(中略)順調に回りだすためには、回りだすまでが最も大変で、途中であきらめずに、やり続けることが必要だ、ということです。
「その数字からどういう示唆が得られるのか?」「その分析が、どういうアクションにつながるのか?」が導き出せなければ、どんな分析や指標も単なる数字遊びにすぎないということです。
習慣というのはよい意味でも悪い意味でも非常に強力で、まさに習慣が人生を作るといっても過言ではありません。
情報というのは呼吸と同じです。息を思いっきり吐き出してしまえば、反動で新鮮な空気が自然に入ってきます。(中略)自分の考えを内に秘めたままでいると、新しい情報もその考えに制限されて、視野が狭くなってしまいます。
電話がじゃんじゃんかかってきて忙しく対応している人は、一見仕事ができる人のように見えるのですが、むしろ逆です。打ち合わせや連絡が不十分だから、相手が電話をかけてこざるを得ない用件を作ってしまっているのです。