読書の記録『相田家のグッドバイ』

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読書の記録


相田家のグッドバイ

森博嗣, , 2014-07-14, *****

夫婦は、やはり我慢ができないほど、お互いを自分の領域の中に置こうと欲しているし、是非とも自分の価値観を理解してもらいたいという強い願望が働くから、ちょっとしたギャップにもつい苛立って喧嘩にもなる。
ものごとを解決するためには、道具を持っているだけでは駄目だ。あらかじめ道理を理解していなければならない。その理解がなければ、自分が間違ってることにさえ気づかない、と知ったのである。
結局のところ、人間が一人生きていることなんて、本当にちっぽけなものなのだ。自分に意識があるうちは、自分が考えたこと、やっていることに意味があると解釈をする。その解釈が既に自己満足でしかない。自然の視点から見れば、なにも変わらない。