読書の記録『国家の品格』

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読書の記録


国家の品格

藤原正彦, , 2006-03-10, ***--

頭はよいのに出発点Aを選ぶ情緒力の育っていない人というのが、非常に怖いのです。
「自由とは面倒なものである。終始あれこれ自分で考え、多くの選択肢の中から一つを選ぶという作業をしなければならないからである。これが嵩ずると次第に誰かに物事を決めてもらいたくなる。これが独裁者につながる。(エーリッヒ・フロム)」
消費税を一律5%にすることが平等なのか、金持ちから10%貧乏人から1%とするのが平等なのかさえはっきりしません。