10月18日(快晴)

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桃太郎

今日は岡山で面会の日です。すっごい気持ちの良い秋晴れで、逆に何だかソワソワと落ち着かない感じです。待ちに待った時間が訪れる瞬間、例えば、好みの異性とデートするとか、楽しみにしていたイベントに参加するとか、仕事中だと起死回生のアイデアが閃いたときとか、ずっと読んでみたかった本の表紙を開く瞬間とか、幸せな瞬間が始まる前後には、どうにもならない逆の不安が必ずつきまといます。

何かのアクシデントで中止になったらどうしよう、実は嫌われてるんじゃないか、とんでもない見当違いがあるんじゃないか、期待はずれの内容だったら嫌だな…、考え出すとキリがないし、当然、現実に起こる可能性がないとは言い切れません。車を運転したり飛行機に乗ったら、必ず事故に遭うリスクが生じるのと一緒で、何か変化が起こるときには常に何かリスクが伴います。結局、それを天秤にかけて都度判断しながら、得られるものの方が大きいと感じたら先に進むしかないんですよね。

今日も楽しく娘たちと遊んでこれましたし、大阪に戻ってからも楽しい出会いがありました。リスクについて考えを巡らせることの効用の一つは、何でもない昼下がりに公園のベンチに座っているだけで、100点満点の幸福感を得られることです。


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