2月21日(晴れ)

トップ > 日誌 > 2月21日(晴れ)

交信する男

思いっきり寝坊。今週はちょっと調子狂い気味です。杉花粉の陰謀か?

今日はギリギリセーフ(死語?)で可燃ゴミを出して来ました(ちなみに昨日は段ボール)。かなり遅めの仕事開始です。今日はK社のシステム移行作業がメインでした。A社、N社からも次のアクションの打診があったので、スケジュールと課題のまとめ。

昨夜、洗面台で使っていた白磁のコップを落として割ってしまったので、今日は最寄りの無印良品までウォーキングです。お気に入りのものが壊れた瞬間など、何か不吉な前兆では?!と、つい考えてしまうことがあるのは、そういうフィクションが世に多く存在することと、本当に良くないことが起こった時に、その直前に起こった出来事を後付けで記憶に残してしまう(それ以外の大抵は忘れ去っている)ことが大きな要因だと思います。相関と因果を取り違える、というのはデータマイニングの過程でよく出てくる落とし穴です。

Mr.Childrenのアルバムに「過去と未来と交信する男」という唄がありますが、昨年末に私が出会った人が、まさにこの人(Nさん)でした。隅に小さな神棚のある、ごく普通の応接室でNさんは私を待っていました。Nさんに新居の住所を書いて見せると、目を閉じてその文字を読み取りながら、「ああ、ここは良い感じがしますね」「ここにあなたを導いてくれた神様が居ます。御名前は少彦名命」などと教えてくれます。その後、本をめくって、少彦名命の祀られている社を探して下さったのですが、そこは大阪市役所の近くでした。成る程、大阪に住む人にはこういう励まし方をするのね、くらいに当時は軽く理解していました。しかし、その後、不思議な事が次々に聞こえてきます。まず、当時「緑地公園」と呼んでいた場所(当然、Nさんにもこの名前しか伝えていません)は、実は「服部緑地」という正式な名前があったこと。「服部」の語源は「機織部の人々(渡来人)の住む地」であるということ。そして、その機織部が崇拝する神が少彦名命であったという伝承。

「少彦名命に、この地に呼ばれた」というNさんの言葉。

これがもし手の込んだトリックだとしても、否、トリックだったら尚のこと、凄みがあります。超常現象の類は相変わらず信じてませんが、「前向きに生きなさい」というメッセージを、与え続けてくれたNさんにはとても感謝しています。


日誌一覧へ