2月19日(曇り)

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過去と未来

目が覚めても気分は晴れず。暗い水の底に独り置き去りにされたような気がして、寒くて不安で、ベッドに座り込んで布団にくるまったまま数時間を過ごしました。どうして、こんな誰も望んでいないような結果になってしまったのか、考えれば考えるほど分からなくなって、子供たちもひょっとして同じように悩んでいるのかも、と思うと怖くて体が動かなくなります。

でも、世界はとても良く出来ていて、必ず夜明けが訪れます。11時頃、NTTの工事員が鳴らす携帯電話の音で我に返ることが出来ました。金縛りが急に解けたみたいに体が動き出します。急いで顔を洗って着替えをして、掃除、洗濯までやり終えたところで、工事員が到着。光回線のモデム交換をして貰いました。

いつのまにか、悪い方向にばかり思考を展開する自分は消え去って、今度、子供たちと会うときは、どんなお土産を買っていこう、とか、どんな話をしてみよう、と未来の期待にばかり考えが及び始めます。今朝は久しぶりにネガティブな自分が出て来たな…、と客観的に見れるようになればもう大丈夫です。あとは、きっちり体を動かして、ホワイトボードにメモした今日の課題を淡々とこなせば、心地よい疲れと達成感と共に一日を終えることができます。

時々は徹底的にクヨクヨしてみるのも悪くないかな、と最近は考えています。そこから起き上がる一瞬は、自分を守ってくれている存在と、その大きさを肌で感じることが出来る希有なタイミングですから。


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